現代文学習ルート 評論編

国語【評論】勉強ルート

この勉強ルートは一般受験生でも学習に利用できるように作っています。現論会の生徒はこのルートを現論会独自の教材でアレンジしたルートを使います。入塾をご検討の方で詳しいルートを知りたい方はお問い合わせよりご連絡下さるようお願いします。

 

勉強ルート

[第1段階]文と文・段落と段落の論理関係を把握する読解法

『現代文読解力の開発講座』

『船口のゼロから読み解く最強の現代文』

『入試現代文へのアクセス基本編』

『入試頻出漢字+現代文重要語彙TOP2500』

 

[第2段階]マーカーをもとに文章の要点を把握する読解法

『現代文読解の基礎講義』

『究める現代文』

 

[第3段階]国公立大対策

『ライジング現代文』

『上級現代文Ⅰ』

『減点されない記述現代文』

 

[第4段階]

志望校の過去問

 

勉強ルートの詳細と使用する参考書の紹介

評論においては、テーマと主張と主張の根拠、文章の構造を見抜くことが読解の目標になります。

読解法は

「文と文・段落と段落の論理関係を把握する読解法」

「マーカーをもとに文章の要点を把握する読解法」

の2つがあります。読解目標へのアプローチ方法が2つあると思ってくれて構いません。

記述式問題が自分の受験に必要であれば、ここに加えて解法も習得する必要があります。

 

[第1段階]

理論上、2つの読解法のうちどちらから始めても問題はないのですが、参考書に収録されている問題の難易度を考慮して、「文と文・段落と段落の論理関係を把握する読解法」を先に身に着けることにしましょう。

また、評論の読解には重要キーワードや漢字の知識も必要です。[第1段階]から始め、必要に応じて継続しましょう。

 

『現代文読解力の開発講座』

現代文読解力の開発講座 (駿台受験シリーズ)

「文と文・段落と段落の論理関係を把握する読解法」を学ぶのに最もオススメの参考書です。

本文を前から丁寧に読んでいく解説が初心者へのオススメポイントです。読解Pointの提示や、意味段落のブロック分けを明らかにした上での要約、論理関係を用いた解答解説もあります。

その中でも、本文の読解の解説を再現できるようになることに注力しましょう。

『現代文読解力の開発講座』を進めるのが難しいという人は以下の参考書を代わりに使いましょう。特にレイアウトの点で『現代文読解力の開発講座』より見やすい2冊です。

 

『船口のゼロから読み解く最強の現代文』

船口のゼロから読み解く最強の現代文 (大学受験Nシリーズ)

「文と文・段落と段落の論理関係を把握する読解法」で扱われる関係のうち3つを抽出して使っています。解説は、『現代文読解力の開発講座』同様、本文を前から一緒に読んでいくスタイルです。

 

『入試現代文へのアクセス基本編』

入試現代文へのアクセス 基本編 (河合塾シリーズ)

参考書ではなく問題集ですが、「文と文・段落と段落の論理関係を把握する読解法」を最初に提示し、それをもとにした読解の結果を図解した本文解説がついています。

 

[第2段階]

次は「マーカーをもとに文章の要点を把握する読解法」を身に着けましょう。ここまで身に着けたら、記述式の試験が無い人は[第3段階]をスルーして過去問演習を進めましょう。

 

『現代文読解の基礎講義』

現代文読解の基礎講義 (駿台受験シリーズ)

「マーカーをもとに文章の要点を把握する読解法」を学ぶのに最もオススメの参考書です。

その読解法を評論のみならず小説・随筆でも詳細に提示し、加えて設問ごとの解法も学ぶことができます。本文に書き込みをしたヴィジュアル的な解説や、手順を明確に示した解説があるので、自力でその再現ができることを目標にしましょう。

 

『究める現代文』

難関大突破 究める現代文

『現代文読解の基礎講義』と同じ方法論ですが、方法論の解説の丁寧さという点では劣ります。ただ解説における本文への書き込みや、『現代文読解の基礎講義』にはない本文のテーマになる背景知識の解説もあります。

 

[第3段階]

読解法を習得したら、記述式問題の解法を学びましょう。『現代文読解の基礎講義』でも解法には触れているので、それで十分という人はこの段階をスルーして志望校の過去問演習に入っても構いません。ただ、詳細な解法を身に着けておくことで有利になることは間違いないですから、この段階は経たいところです。

 

『ライジング現代文』

ライジング現代文―最高レベルの学力養成

解法の参考書として紹介しますが、実際には、現代文に対峙する際の意識と設問を解答するときの理論を学べる参考書といえます。文章の構造・意味段落の趣旨と重ねて設問を解くという方法論は、国公立大入試だけでなく、センター試験でも有効です。

他の参考書へのアンチテーゼとも取れる内容もありますが、その折り合いを自分でつけたうえで方法論を採用したいところです。

 

『上級現代文Ⅰ』

上級現代文 1―国公立入試対策

記述問題の解法を網羅した問題集的な参考書です。特に、「どういうことか」「差異」「類比」等の内容説明問題の解法が詳しいです。

 

『減点されない記述現代文』

減点されない記述現代文

こちらも記述問題の解法を網羅した参考書です。内容説明問題の解法も明快なのですが、特に、「なぜか」で問われる理由説明問題の解法が画期的で、明確な解法が提示されない傾向にある理由説明問題において、具体的な解法が提示されています。

 

[第4段階]

読解法・解法を身に着けたら最後に過去問演習です。

できれば『赤本』、『青本』、『○○大の××カ年』等の過去問集を複数揃え、解答を見比べてみるようにしましょう。その際には、各解答例の相違点以上に共通点に気を付けるべきです。共通点となっているポイントが、自分の答案に入っていなければ致命的ですから、まずはそこに着目しましょう。

 

勉強ルート一覧

国公立大志望

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私大志望・現代文がセンターのみ

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